田中製紙工業株式会社は、地球及び、地域規模での環境保全に事業活動を通じて、貢献するため、以下のことを環境方針に掲げる。
弊社は、CO2排出量を2030年に2023年度比で42.0%削減します。
自社での燃料使用や工業プロセスによる直接排出
| 対象 | CO2排出量 (t-CO2/年) |
|---|---|
| 灯油 | 397.88 |
| ガス(LPG) | 356.51 |
| 軽油 | 27.82 |
| ガソリン | 4.91 |
| 合計 | 787.12 |
自社が購入した電気・熱の使用に伴う間接排出
| 対象 | CO2排出量 (t-CO2/年) |
|---|---|
| 電力 | 711.31 |
| 合計 | 711.31 |
※特記事項…Scope2の算定において、国内工場や関連施設の電力排出係数は各契約会社が公表している調整後排出係数(残差)を採用し算定。
総排出量 1,498.43 t-CO2/年
| 対象 | 用途 |
|---|---|
| 灯油 | ボイラー |
| ガス(LPG) | 乾燥機 |
| 対象 | 用途 |
|---|---|
| 電力 | 本社における電気の使用 |
| 電力 | 工場における電気の使用 |
| Scope | 基準年 |
排出量
(t-CO2)
|
目標年 | 削減率 |
排出量
(t-CO2)
|
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2023年 | 787.12 | 2030年 | 25.73% | 584.57 |
| 2 | 2023年 | 711.31 | 2030年 | 60.00% | 284.52 |
| 1+2 | 2023年 | 1,498.43 | 2030年 | 42.00% | 869.09 |
※…SBT、再エネ100%を両方組み入れた場合の経路案
田中製紙工業株式会社は、2025年6月、CO2排出量削減目標に関して、SBT(Science Based Targets)イニシアチブより科学的な根拠がある水準として認められ、中小企業版として承認されました。
Scope1とScope2のGHG排出量を2023年の基準年から2030年までに42.0%削減し、将来的にはScope3の排出量を測定して削減する。
SBTiは、CDP、WRI、WWF、UNGCによって2015年に設立された国際的なイニシアチブで、パリ協定※ が求める水準と整合した温室効果ガス削減目標に対して、科学的根拠に基づいているかの検証を行い、認定を付与しています。
※ 世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準に抑え、また1.5℃に抑えることを目標とする。
※ 2030年までに42.0%削減を目標としています
日々の改善活動を実施し、生産設備、原動力の徹底した省エネ・節電活動を推進してまいります。
CO2排出量の約5割が電力であることを踏まえ、再生可能エネルギーの積極的な導入を検討してまいります。